ファッションアイコン。そしてきちんとした歌唱力、Reol。
Reol。私はPVを見て一目ぼれ状態でした。ぶっ飛んでるなぁ。
派手で奇抜できちんと歌も上手い。ミュージシャンとしての質がとても高いように見えました。ミュージシャンというものの存在自体が、音楽やファッションを通じて、存在への肯定を無理やりさせてしまえるような存在だと思っているのですが、ミュージシャンという人種は自分のやりたいことをやっているだけで、きちんと生計を立てられる。社会に適応してみせる。そういう魔法を見せてくれる存在だと思うのです。人と意見が合わなくても、こんなファッションしてちゃ就職できないなんて言われても、そんなことを言える存在を黙らせてしまうような魔法を使って見せてくれるミュージシャンという存在としてのレベルが高いと思うのです。
子供に聞かせたいとか、こんなミュージシャンにならなってほしいという存在だとは思われないと思います。でも自然と若者が聞いてしまう。私もけっこうおっさんですが、聞いてしまう。そして憧れてしまう。それってミュージシャンだよなぁって思うのです。スターだよなぁと。若い女の子だったらこんな子になりたかったなと思ってしまったりするんです、このおっさん。憧れ。そんな存在です。