JUDGE EYES:死神の遺言 / ジャッジアイズ:死神の遺言

JUDGE EYES:死神の遺言 / ジャッジアイズ:死神の遺言

『JUDGE EYES:死神の遺言』とは、2018年に発売されたリーガルサスペンス巨編のコンシューマーゲームである。本ゲームは、極道モノのアクションアドベンチャーゲームとして地位を築いている『龍が如く』シリーズ初の派生作品でもある。
主役は木村拓哉が務める。舞台は『龍が如く』でお馴染みの「神室町」で、関東一帯を束ねるヤクザ「東城会」の人間も登場する。猟奇殺人や、現代の日本の課題である「認知症」がテーマとなり、ストーリーを展開していく。

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JUDGE EYES:死神の遺言 / ジャッジアイズ:死神の遺言
10

ジャッジアイズ 感想

龍が如くを手掛けている会社が提供しているリーガルサスペンス・アクションゲーム。やりこみ要素がとても多く、ストーリーを進めるだけでも約30時間、あらゆるサブストーリーやドローンレースやギャンブル、双六など多種多様な追加要素を含めると、約100時間をかけてたっぷり遊べるボリュームとなっています。
人気シリーズ・龍が如くの歴代作品の中でも最高傑作と名高い「龍が如く0」の脚本を担当していた人物が、この作品の脚本を担当していることもあって、要所要所で予測のできない出来事や次の展開が気になるようなシーンがあり、また謎が謎を呼ぶような構成で色々な考察の余地がありました。
ゲームのプレイ中でも、ただ単にコントローラーを握ってプレイするだけでなく、あれこれ考えながらやれるのでドラマや映画を見ているような感覚になります。少しづつ少しづつ点と点が線でつながり、数々の事件を経て人間関係がつながってくる点が、プレイをしていてとてもよかったです。
キャラクターそれぞれの設定がしっかりしていて、その声を担当している木村拓哉さんをはじめとする方たちの演技が、よりストーリーのリアルさやキャラクターたちの人間味を引き立てています。何十時間もプレイした末の最後のエンディングでは、キャラクターたちに完全に感情移入しきっていて、別れるのが寂しくなり喪失感が感じられるまでになっていました。まるで長編の映画が終わった時のような感じです。
本当に買って後悔のない作品でした。