控えめに言っても、最高。
控えめに言っても最高なストーリー。大まかな話としては「主人公、世界の闇を取り戻しにいく」といったもの。過去の拡張である蒼天のイシュガルドで登場した光の戦士と相反する「闇の戦士」。今回の拡張では彼らの元々いた世界である「第一世界」に行くところから始まる。第一世界は主人公のいた世界(原初世界という)と違って光があふれてしまっている世界である。もともとはその世界も原初世界と同じだったのだがその世界での光の戦士(闇の戦士)が闇を払ってしまったため光に溢れている世界(光の氾濫)となって滅びに近づいていたのだった。また光の氾濫のためなのか光の魔物である「罪喰い」が現れこの世界の人々を脅かしている。この第一世界に渡り、闇を取り戻すことが今回の旅の目的となる。旅の道中には様々なことが主人公たちを襲う。アム・アレーンでお世話になった少女が罪喰いの攻撃により新たな罪喰いとなってしまい主人公一行を絶望させてくる。ユールモアは貴族と奴隷とそれを束ねるヴァウスリーによって怠惰な生活を送る貴族と謎の配給品「メオル」を待つ貧民を目の当たりにする。妖精郷イル・メグでは大罪喰いとなった女王ティターニアとの戦闘。ラケティカ大森林では信仰上の理由から夜を求める住人との出会いと仲間の危機。大罪喰いを倒し、世界に闇を取り戻していく光の戦士だが…自らも罪喰いとなってしまうことに絶望する。等々沢山の事柄がプレイヤーを襲う。私はその一つ一つの事柄に泣きながらプレイしていた。新規でいきなり始めてみるのもいいが、今回は可能であれば今までのストーリーを体験してからプレイするととてもいい。さらに言うならばクリスタルタワーのストーリーもやってからの方がもっといい。もし、新規で始めるのであれば時間はちょっとかかるがすぐに追いつくことはできるので漆黒前のストーリーを体験してから第一世界での冒険を始めてほしい。