BLACK LAGOON / ブラック・ラグーン

BLACK LAGOON / ブラック・ラグーン

『BLACK LAGOON』は、作者の広江礼威(ひろえ れい)が月刊サンデージェネックスで連載中のガンアクション漫画、およびそれらを原作とした小説・アニメ作品。裏社会の人間が闊歩する犯罪都市・ロアナプラに放り込まれた日本の商社マン・岡島緑郎ことロックは、運び屋の一員となり荒事を請け負うようになる。

mo_ca_111のレビュー・評価・感想

BLACK LAGOON / ブラック・ラグーン
8

日本で人気のある洋画のような作風、架空の犯罪都市で運び屋物語

BLACK LAGOONは銃あり爆弾あり軍隊あり、テロリストあり暗殺者あり、未来からきた殺人ロボットばりの戦闘能力を持つメイドさんありな、クライムアクション漫画です。

主人公、岡島緑郎はごく普通の日本のサラリーマンでしたが、後に属することになる海賊兼運び屋のラグーン商会に拉致されます。身代金を要求された会社はあっさりと彼を見捨て、彼が持っていた機密ディスク奪還のために傭兵部隊を乗り込ませます。

岡島緑郎はラグーン商会のリーダー「ダッチ」に「ロック」の名を付けられ本名を捨てると、ラグーン商会のメンバーに加わり、血と硝煙の飛び散る危険な運び屋稼業の日々を送ることになります。
犯罪組織に加わるも、ネクタイを締め、ホワイトカラーな日本サラリーマンスタイル。銃器を使わないなど、戦闘能力はないがサラリーマン時代に培った交渉能力で職務を務めます。

下品で卑猥な発言や暴力的な単語、ブラックユーモア溢れる会話は、日本から見た一昔前のアメリカのステレオタイプのようで、読んでいるだけでまるで映画を見ている気分です。

日本ヤクザ、幼き双子殺戮者、霊長類最強系メイド、ネオナチ政党、テロリスト、ロシアン・マフィア。
様々な組織、協力関係者、敵、事件が登場するハードアクションがここにあります。