アイドルの枠にとどまらない
関ジャニ∞をただのジャニーズのアイドルだと毛嫌いされる方も多いかもしれません。
しかし彼らはアイドルでありながら、アイドルを土台として音楽を純粋に楽しんでいるのがすごく伝わってきます。
デビュー時は関西色、お笑い色の強い曲ばかりでしたが、デビューから6年ほど経つと関西色やお笑い色が全くない「LIFE~目の前の向こうへ」をリリースします。これは関ジャニ∞初めてのバンド曲でもあります。アイドル、関西、お笑いという枠からこの曲で脱しました。これは彼らの強い意志でもありました。
この曲をきっかけにメンバーはバンド練習に励み、ロックフェスにも出れるレベルにまで達しました。
また関ジャムという番組が始まり、音楽関係の様々なジャンルの方たちとセッションする機会もあり、そこでたくさんの刺激をうけ、彼らの演奏力、音楽力を技術だけじゃなく磨いていきました。
アイドルという土台があってのバンドなので、彼らのもともとのバラエティ力や俳優業などもこなしてのバンド演奏。こんなにたくさんのことを経験している彼らでないとだせない音があります。
そして、本当に小さいころから一緒にやってきたメンバーであるためその絆は深く、バンドセッションの端々にその絆の強さを感じることができます。