爆笑&胸キュン必至! 天才たちの一周回ってアホな恋愛コメディ
日本有数の名門校・秀知院学園。実は両思いである生徒会長の白銀御行と副会長の四宮かぐやが、何とか相手から告らせようと、その超高校級の頭を振り絞る、知能派ラブコメディです。
書記の藤原千花からの思わぬ邪魔(無自覚)が入ったり、かぐやが勘違いしたり、御行が変なところで童心に戻ったり、彼らの距離はまさに日進月歩。百歩進んだと思ったら百歩戻っていつの間にか十歩進んでいたりいなかったり。それでもやっぱり本音では互いが好きな二人のやり取り(権謀術数)には思わず、生温かい目線で突っ込まざるを得ません。
そんな二人を中心としたお話ですが、彼ら以外にも魅力的なキャラクターは多く、コミックス1巻から登場した藤原書記、かぐやのメイドの早坂愛、3巻から登場の会計の石上優、御行の妹の圭、生徒会選挙編の7巻から登場し第二期白銀生徒会の会計監査になった伊井野ミコ、など、語りつくせないほどに登場します。
特に私個人としては石上と伊井野が、御行とかぐやの分まで青春していて、見ていて飽きないです。9巻に掲載された体育祭編では、この二人の根本的な類似が見られたのも、青春ミステリ好きの私にとっては読んでいて楽しかったです。まあ、体育祭終わっての開幕一話目ではいつものようにぐだっていましたが……。
今後も彼ら生徒会、および御行とかぐやの関係には目を離せません。