バスケに関しての知識がほとんど無くても楽しめた
バスケットボールのルールなどよく知らなかったのですが、主人公がバスケ初心者からどんどん成長していくお話なので、知識無しでも楽しめましたし、バスケの事を知る事ができました。
主人公をはじめチームの仲間がみんな魅力的で、決して仲良しではないけれど心の底では信頼し合っている感じがグッときます。敵である他校のキャラもまた魅力的でした。
そんな中でも主人公の桜木がやっぱり1番最高でした。基本的にふざけていたりとぼけていたりするのですが、決めるところは決める。最高に男前です。バスケも素人のはずなのに驚く程のスピードで成長し、思わぬところで大活躍したりするので、見ていてとても気持ち良かったです。
あと、流川との関係も良かったです。ライバル意識があり、全然仲良くないのですが、一緒に試合を重ねていく中で、お互いへの信頼が少しづつ大きくなっていったんだなと思いました。
最後の「あのシーン」は感動を通り越して、鳥肌が立って涙が出ました。これまでの話は、このシーンの為の伏線だったのではないかとさえ感じました。
ギャグのシーンは声を出して笑い、シリアスなシーンでは感動します。試合の描写も分かりやすく、ハラハラドキドキしながら読み通しました。