鋼の錬金術師の魅力
これから紹介する漫画は中世ヨーロッパで魔法と考えられていた「錬金術」がテーマとなった物語で、ワクワクドキドキするファンタジー漫画です。
19世紀の産業革命期のヨーロッパを題材とした舞台で、深い倫理観をテーマとした作品です。錬金術の社会における役割がどのようなものかを考えながらストーリーが組み立てられてます。登場人物が多く、それぞれがユニークで多彩ですが非常に読みやすく書かれています。難しいストーリーと思われるような複雑さがありますが、読み終わったら途端に内容が腑に落ちると思います。
累計売上部数は1億部にも届きそうだったり、2010年の連載終了から数年たっている2020年時点でリバイバル連載されたりなど、世界的にも人気があります。
物語の中で戦争のシーンがとても迫力のある描かれ方をしており、少年誌としてはかなりハイクオリティで内容も濃いものになっています。
何度読み返しても全く飽きがこないので、本当におすすめの作品だと実感しています。
キャラクターの中でも大好きなのがエドことエドワード・エルリック君です。エドは少年漫画のキャラクターには珍ししく天才的です。いつも怒っているのが印象的でそこがたまらなくかっこいいです。そこが魅力の一つでもあります。