キン肉マン / Kinnikuman

『キン肉マン』とは、ゆでたまごによる日本の漫画である。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1979年22号から1987年21号まで連載された。その後、キン肉マンの第2世代を描いた『キン肉マンII世』の連載を経て、再び舞台を『キン肉マン』の時代に戻し、「キン肉星王位争奪編」のラストシーンの続きから始まる新シリーズが『週プレNEWS』(集英社)にて2011年11月より連載されている。
日本を拠点とするダメ超人キン肉マンが闘いを通じた成長と仲間との友情を描いた物語である。初期はギャグテイストの作品であったため今一つ人気がでなかったが、「超人オリンピック」シリーズから格闘路線に切り替えたことで人気が爆発。アニメ化だけではなく、キャラクターを造形した「キン消し」は社会現象にもなった。主人公キン肉マンが「牛丼が好き」という設定があり、アニメ放送の人気もあいまって当時業績の悪かった吉野家が復活できたという逸話もある。
『週刊少年ジャンプ』時代はターゲットが子供ということもあり勧善懲悪のストーリーとなっている。『週プレNEWS』に移ってからは『週刊少年ジャンプ』時代の読者を意識した伏線回収なども行われている。コミックスは『週刊少年ジャンプ』時代から通番になっており、『週プレNEWS』以降の巻数が『週刊少年ジャンプ』時代の巻数を超えている。

yt961025のレビュー・評価・感想

キン肉マン / Kinnikuman
9

熱さと勢いと筋肉!女子もハマる少年漫画

一年前の私はまさか一年後の私が、少年漫画のキン肉マンのコミックスを片手にして、筋肉逞しい超人の事や作品について考える事になるとは少しも思っていませんでした。キン肉マンは少年なら誰しも知っているであろう少年漫画の王道です。当時少女だった私も作品の名前は知っていましたが、筋肉隆々の男たちが肉弾戦をする漫画はちょっと趣味に合わないなとスルーして今まで来てしまったのです。好みの男性も細マッチョが好きだたったのに今では断然ゴリマッチョなプロレス体型に魅力を感じるようになったきっかけは、ネットでキン肉マンの理不尽で面白いシーンをまとめた記事を読んだことがきっかけでした。最初はどうしてこんな事になってしまったのかと抱腹絶倒しているだけでしたが、数多く読んでいるうちにファン達のただならぬ愛と作者ゆでたまごの恐ろしさを感じ「これはもしかして本当に面白いのではないか?」と気になり始めました。本屋でキン肉マンの短編集があるのを見つけて試しに購入してみました。短編集なので話の大きな流れはなく、知識のない私は読んでみて正直言うと何が何だかよくわからなかったのですが、謎の勢いと熱さそして筋肉が読み手を圧倒させるパワーがありました。それから漫画を集め、最新のWeb更新を心待ちにして、アニメも見るしキャラソンも聞く。どうしてこうなってしまったのか、とにかく熱くキン肉マンをおすすめします。