奥の方を掴まれる
竹原ピストルさんを初めて知ったのは、松本人志監督作の「さや侍」でした。ストーリーの流れ上自然な形で出演した様には見られず、なんならちょっと「何これ?」感がかなりありました。しかし彼の声を聞いたらはっと晒されました。なぜならこれまでのストーリーの事は忘れ彼の歌に聞き惚れていたからです。そこから竹原ピストルを知り追いかけるようになりました。現代の音楽とは少し違いますが、心の奥を掴まれて激しく揺さぶられる声と歌詞。とんでもない人がいるのだと思いました。これは生で見るしかないと、ライブを探し行くだけ行ってみようと思いました。ライブの前に予習だと、ネットに上がっている彼の歌を探し聞き惚れる日々。まだ聞いたことがないものかと探す毎日でした。聞けば聞くほど好きになっていたました。ついにライブ当日。もちろん会場までにしっかり予習だと聞き始めたものの、ついに生で見れる!ということもあり電車の中で泣いてしまいました。辛い日常もあってかそんな事は初めてでした。ライブでも登場しただけで涙。そして「東京一年生」で結界崩壊のごとく号泣。歌を聴いて泣くのは初めてでした。聴いた後にはなんとなくモヤモヤ。やっと聞けたはずなのに。奥の方を掴まれるグラングランなされたせいなのかなと思っています。そんな彼を自信を持ってオススメします!