Perfumeの軌跡
Perfumeは今や紅白出場回数10回を迎える日本のトップアーティストですが、テクノポップアーティストとして3人の少女が名を馳せるまでには長い道のりがありました。
広島アクターズスクールで当時小学5年生だった「あ〜ちゃん」「のっち」「かしゆか」は出会い、Perfumeとしての日々を歩み始めます。お客さんが家族数人しかいないライブを始め、時には駐車場などのスペースを使って自分たちの音楽を届けようと必死に活動を続けました。
中学生で親元を離れて上京し、地道な活動が続く中、3人は決して夢を諦めませんでした。Perfumeの存続さえも危ぶまれる中、彼女たちに転機が訪れます。2011年にNHK環境キャンペーンソングとして起用されたのが、後々Perfumeの代名詞となる「ポリリズム」です。そこから瞬く間にトップアーティストへの道を駆け上がっていった彼女たちは、中田ヤスタカ氏プロデュースの音楽・小学生の頃からダンスの講師として彼女たちを見守ってきたMIKIKO先生による独創的な振り付けのコラボレーションによって他に類を見ないアーティストとなります。
しかしながら、彼女たちの魅力はそれだけではありません。ピンヒールで歌って踊るかわいさと美しさの合間で見せるMCは、さらに魅力を引き立たせるのです。
年々大きくなっていく名前の中で、どんな時も初心を忘れない謙虚な姿勢はライブやテレビを通して伝わり、着実にファンの心を掴んでいきました。この地位を築いてなお、これからのPerfumeが目指す夢を語る彼女たちがどんな景色を見せてくれるのか期待せずにはいられません。