4作品を観た人は絶対ハマるって
2019年春アニメ。KADOKAWAのライトノベルからアニメ化された4つの作品『幼女戦記』『オーバーロード』『この素晴らしい世界に祝福を!』『Re:ゼロから始める異世界生活』を集めてプチキャラで展開している。作品の共通は、主人公が異世界に飛ばされたという一点のみ。原作者も違えば、方向性もまるでちがう。
幼女戦記は、無情なリストラ担当の男性が魔法の使える幼女に転生する。その転移先は第1次世界大戦のドイツ的な軍事国家。神のような存在Xに抗いながら。
オーバーロードは、VRゲーム終了時にログインした主人公が、自身が作ったアンデットキャラとしてゲーム世界に取り残される。
Re:ゼロから始める異世界生活は、コンビニで買い物をした主人公が気がつけば異世界にいた設定。特筆すべき能力はないが、死んでも生き返り正しい解を求めるように何度も同じ時間をやり直す。
この素晴らしい世界に祝福を!だけが唯一のギャグアニメ。転移するのにどんなチートが欲しいかと女神に訊かれた主人公は、「なんでもいいのなら、あんたが一緒に来い」と女神ごと異世界に行くことに。
すでに異世界にいる4人が、それぞれの仲間ともに「学園生活という異世界」に飛ばれされてしまうのが本編だ。ぷちきゃらになったことで、全編、ショートギャグの連続。どうみても学校生活ができそうもない面子を、キャラの特性をぶつけ合うことで面白い作品に仕上げている。4作品を見たことあるなら間違いなく楽しめるし、知らないのなら見てみたくなる。