歌詞を見ながら聴きたいアーティスト
amazarashiは青森出身のシンガーソングライターであり、ボーカル・ギターの秋田ひろむ、ピアノの豊川真奈実によるロックバンド。この2人は地元青森駅の前で路上ライブをきっかけに様々な苦難を乗り越えて有名になりつつある。
リアル感があるのが曲の特徴である。曲のほとんどが実際に秋田ひろむが経験した体験談をもとに作られている。遅咲きであったからか、苦労した時に感じた世間、社会、周り、自分など、様々なことに対しての思いを言葉にして曲にしている。そのため歌詞には気持ちがこもっており、何かにぶち当たって前に進めない者、辛い思いをしている者、そんな人が聞くと共感する歌詞が多々出てきて、その中には救いとなる言葉があるかもしれない。そんな人たち以外も騙されたと思って数曲聞いてほしい。初めて聞く人は「暗い人だね」「曲調が悲しい」などと思うかもしれない。しかしよく聞いてみると最初は暗い人生について語るけれども、それがあってこその今がある、そんな人生にも後には明るい人生が待っているから諦めないでほしいなどの思いが込められている。人生は楽しいだけではない、悲しみ苦しみに日々追い込まれる時もあるだろう、今がその時ではないかもしれないが、もしそんな時はamazarashiの曲を聞いてほしい。オススメは「あんたへ」など。あなたの悩みを少しは助けてくれるかもしれない。