歴史も学べる胸熱漫画
2019年4月に不可能と言われた実写化を見事に実現させ、再びブームになったキングダム。映画はたくさんの方が見に行き、何度も行っているという方も多いそう。ですが、原作を読めばたしかに実写化不可能と言われたまでの作品である事がわかりました。
特にそう感じられるのがスケールの大きさです。日本とは比べ物にならないほど広大な土地がある中国で、7カ国によって繰り広げられる戦争は迫力がすごいです。武力による戦い、戦略による戦い2つが合わさる1つ1つの戦争のシーンは読んでいてとても暑くなります(読んでいて実写化は大変だな、どころかできるとも思っていなかったが、それを実現させた映画[KINGDAM]の製作陣はさすがだと思います)。
また、キングダムに登場するキャラクターたちがより物語を面白くしているのも間違いないです。主人公が天下の大武将を目指して頑張る姿や、その過程で出会う人物もよく作り込まれており、より物語に見入ってしまいます。この物語の主人公はとても同じにおける主人公らしく、見ていてとても応援したくなります。そして、なによりも登場人物は実際にいた人がモデルなのが多く、1つ1つの戦争などは実際の歴史に基づいていることもあるので、読んでいてとても歴史の勉強にもなりました。