本当に仲良し
障がいを持った男性とヘルパーの深い絆が描かれていました。
あらすじは、パラグライダーの事故で全身麻痺となった主人公・フィリップが自分に合ったヘルパーを探していて、ヘルパーの募集をかけ面接をします。そこに現れたのは何の資格もない黒人青年のドリス。ドリスは家族を養うために失業手当目的に仕事を探していました。フィリップは誰よりも素直なドリスを気に入りヘルパーとして採用します。
最初はフィリップの世話をするのを嫌がるドリスでしたが、一緒に出かけたりドライブをしたりと楽しく過ごすようになりました。そんなある日、手紙の整理をしていた途中にフィリップの恋のお相手からの手紙を発見し、ドリスは「会わないともったいない」とすすめますが、「事故のあとに会うのは嫌だ」とかたくなに拒むフィリップ。しかしどうしても恋の相手に会わせたいドリスは一緒に出かけるふりをして2人をカフェで待ち合わせ、「あとは楽しみな」と一言声をかけその場から立ち去ります。はたしてフィリップの恋はどうなるのでしょうか?!
私がこの映画を観たキッカケは、友人に勧められて観たのがキッカケです。一番印象に残っている場面は、フィリップの恋の相手に会わせるためにドリスが身だしなみを整え、色々な面白い髭の形にして楽しそうに遊んでいる場面が本当に仲良しで最強なふたりなんだなと感じました。ドリスはフィリップのことを障がいがあることを忘れ健常者としてみているところの場面があり、その場面でドリスの素直な気持ちが表れているんだなと思い感動しました。