ナタリーかわいい。
家族を悪徳麻薬取締官に殺された少女が隣に住む殺し屋と逃げる話。悪徳麻薬取締官はゲイリーオールドマンが演じていますが、ものすごくいいです。薬を噛み砕いて飲んだラリる顔とか、ベートーベンの音楽を頭の中で流しながら家族を撃っていくところとか、とにかく行動一つ一つが不気味でかっこいいです。ゲイリーの演技を見るために何度もレオンを見たという人も多いのではないでしようか。
また、少女役のナタリーが可愛すぎます。まだ、12.3歳のはずなのに、なんか妖艶だし、でもやっぱ子どもだなていうかわいらしさもあります。それに服装がかわいいです。ちょっとパンクロック系?大人になってもそういう服装をしている人もいますが、あの感じは小さな女の子ならではの格好の気もします。
話は、家族から疎まれていたナタリーが、家族を殺されたことで、弟の仇をうちたくて、殺し屋レオンと行動を共にするようになり、麻薬取締官らと対峙、そして、愛なのか親子愛なのか、二人の間に何かが生まれていく話。子供と大人の恋愛なんでキモいものにもなりがちだけど、状況も状況だし、殺し屋も少女も互いに悲しみを抱えてたから惹かれあったのかなと思います。最後、殺し屋がナタリーを守って死に、ナタリーが殺し屋の大事にしていた友達(植木)を引き継ぎ、ちよっと強くなるところで涙が出てきます。