サザンオールスターズ / Southern All Stars

サザンオールスターズとは、タイシタレーベル所属の五人組ロックバンドである。1977年から活動しており、楽曲は夏、海をテーマとした楽曲が多い。これはバンドのボーカルで大半の楽曲の作詞作曲を手掛ける桑田佳祐が神奈川県の海水浴スポットとして有名な茅ヶ崎出身ということが関係している。夏や海をテーマとした楽曲が多いが、その曲調はロック、バラード、ヒップホップ、ジャズと幅広い。また楽曲にラブソングや男女のエロティックを題材としたものが多いのも特徴の一つである。活動初期は桑田が洋楽から影響を受けていたことから、和洋折衷の楽曲を数多く発表しており、桑田自身も「邦楽と洋楽の融合を目指していた」と発言している。しかし活動後期になるに従って、桑田曰く「日本人ミュージシャンとしての意識が強くなった」日本の邦楽的な歌謡曲的テイストの曲が多くなっている。数多くの楽曲で様々な賞を獲得しており、日本国内でも影響力の非常に強いバンドのひとつである。

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サザンオールスターズ / Southern All Stars
10

まだまだ衰えを知らない

サザンオールスターズは、1974年から活動が始まり1978年にリリースした「勝手にシンドバッド」でメジャーデビューしているバンドである。活動休止、再開を繰り返しながらも40周年を迎えた国民的なバンドである。ほとんどの曲が作詞、作曲をボーカルの桑田佳祐が担当しており、そのほとんどがヒット曲へと繫がっている。
サザンオールスターズは、これまで数々のヒット曲をリリースし、多くの人がサザンオールスターズの曲に魅了されている。こんなにも魅了されている理由は、私の見解では三点ある。先ずは、ボーカルの歌声である。ほとんどの曲を、桑田佳祐が歌っているが、その歌声が誰にも真似できないような渋く、時には高音の素晴らしい声にある。また、いくつかの曲はバンドメンバーの原由子が歌っているが、これまた声が美しく、柔らかく包み込まれるような癒される声を持っている。次に、歌詞の日本語と英語の使い方がとても上手いところにある。他の作詞家が認めるほど、言語が違えども上手く歌詞が融合している曲を作っているところにある。三点目に、サザンオールスターズの多くの曲は聴けば聴くほど中毒性があり、歌詞や曲調など時には面白く、時にはしっとりと聴かせてくれる曲が多い。最後に、これからもサザンオールスターズは、まだまだ衰えを知らない進化し続けるバンドであろう。これからも楽しみである。