ダイヤのAは主人公がエースではない
成長しない主人公はいないんですけど、ピッチャーである沢村栄純は挫折の連続なんですよね。沢村栄純は、降谷暁に入学時から遅れをとります。やっぱり球が速いというのは、高校野球では年齢的にも荒削りでありながら魅力のある武器ですよね。挫折の連続で、その都度周りのアドバイスで一つ一つ乗り越えながら成長していく設定です。そして、ものすごく努力する所。階段を一つずつ上がってやっとたどり着くから、二人の姿に感動するんだと思います。沢村栄純は、今の所は打たせて取る投手。茂野五郎は、ストレートで押すタイプ。ダイヤのエースで言えば、降谷暁に似てますね。速球とスプリットで勝負します。ダイヤのエースの中で、降谷の球速は出てませんが、ライバルの成宮鳴は、マックス147キロと紹介されてます。もし沢村が速球派で、降谷が技巧派だとしたら、物語はどうなっていたのでしょうか?多分ね、つまらないと思います。沢村栄純が天才を追いかけるからこそ、ダイヤのエースは面白いんだと思いますね。そして、どんどんイケメンに見えてくる。現役の野球選手もブサイクな選手でも活躍するとイケメンに見えてくる現象がアニメで置きます。