親子の物語!
タイトルは最後の海賊で、おそろしい亡霊海賊も出てきてそこもおもしろいですが、この作品は「親子の物語」だと思います。父親を助けたい息子、父親に託されたもので人生を切り開いた娘、とても良いストーリーだと思いました。
バルボッサが自分の娘に最後「お前は宝だ」というシーンは最高です。ジャックは相変わらずの活躍ですが、ジャックが身に着けているものがどんなふうに渡されたのかを知ることができて、とてもおもしろかったです。
ジャックが「強いもの」を出し抜き、ひょうひょうとした態度で勝利をつかむ姿はスカッとしますね。誰しも、そういう願望があるのでは?なんて思います。例えば、会社の「強いもの」上司をはむかってもひょうひょうとしていられたら…そんな強靭メンタルの持ち主はそういないでしょうが、あんなふうに自由に生きられたらなぁと憧れます。
「自由」はパイレーツオブカリビアンの中でも共通したテーマかなと思うので、海賊暮らしのようになににも縛られず、自由に生きたいという大人の願望も叶えてくれる、そんな映画だと思います。パイレーツオブカリビアン最後の海賊は、愛らしいサブキャラクターたちの活躍も見逃せません。みんなで力を合わせてパール号を守っていくところが大好きです!