ママの正体は?
寄宿学校のような孤児院で育つ子どもたちと、その子どもたちが「自分たちの母親」だと慕う美しく優しいママ。そのママが隠している秘密を知ってしまう頭の良いエマ、ノーマン、レイの三人の子どもたち。
読めない展開とハラハラドキドキする物語に、毎回興奮します。実は恐ろしいママの内通者であったレイが一番好きです。優しさのあるエマやノーマンとは違って、物事をハッキリと伝えるレイは私とは真逆の性格なのでとても憧れます。子どもたちが里親のもとへ連れていかれるのは全くのデタラメで、実際はお腹を空かせた鬼たちのエサになるとは視聴者として想像もしていなかったので驚きましたし、体中に鳥肌が立ちました。面白いのにゴールデンに放送しない理由が何となく分かった気がしました。ママとは別に、途中で孤児院にやって来るシスターのクローネの表情が豊かで、途中何かのギャグなのではないかと思うくらいに笑ってしまいます。そんなシスターが鬼に殺されてしまうところは、思っていたよりもあっけらかんとした終わり方だと思いました。物語の最後まで登場してくれそうなのにと思いました。エマ、ノーマン、レイ、その他の孤児院の子どもたちの運命が気になるアニメです。