大切な想い出を守る物語
アニメーション映画「名探偵コナン 業火の向日葵」は、主人公の男の子・コナンくんが、『ひまわり』の絵を守るために集まった七人の侍と呼ばれる人達と一緒に、美術館に展示される七枚の『ひまわり』の絵を、怪盗キッドから守る物語です。
『ひまわり』を守る姿を描いたシーンでは、ハラハラドキドキたシーンが多く、全ての絵が無事に守られた時のシーンは、すごくホッとします。
この映画では、大切な人への大切な想いを描いたシーンが多く、どのシーンも、切なくて、涙があふれそうになります。
切ないけれど、おすすめの場面は、怪盗キッドをいつも支えて見守っているおじいさんの若いころのシーンです。
大切な人を思い出しながら『ひまわり』の絵を見るおばあさんの姿を見て、涙を流すおじいさんの切なくて優しいシーンは、大切な人を大切に想う姿を強く描いていて、とても素敵だなぁと思いました。
そして、そのおじいさんの想いを、今回の映画の犯人から守ろうとする怪盗キッドの姿も、とてもかっこ良いなぁと思いました。
大切な人を見守る姿と、大切な人との大切な思い出を守ろうとする姿がたくさん描かれたシーンは、どれもとても素敵で、心が温まるものばかりです。
とっても素敵な映画です。