名探偵コナン 戦慄の楽譜

名探偵コナン 戦慄の楽譜

『名探偵コナン 戦慄の楽譜』とは、2008年4月19日に公開されたアニメ映画である。劇場版『名探偵コナン』シリーズの第12作目にあたる作品。。第32回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した。
本作のテーマは音楽。高名なピアニスト堂本一揮によって創設された「堂本アカデミー」の学生が次々と死亡する事件が起きた。江戸川コナンは事件現場に残されたフルートの部品を手掛かりに、事件の真相を暴いていく。

inuatamaのレビュー・評価・感想

名探偵コナン 戦慄の楽譜
9

まるで、コンサートへ行ったような気分になれる作品

アニメーション映画「名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)」は、音楽をテーマにした作品です。
この映画のおすすめなところは、まるで、コンサートへ行ったような気分になれる素敵で美しい歌を歌うシーンや、いろいろな楽器の音が流れるシーンを、たくさん見られるということです。
大切な人へ想いを込めて歌うシーン、子どもたちが元気いっぱいに歌うシーン、音楽ホールとコンサートに来てくれたお客さんを守るために歌うシーン、2人で力を合わせて、「あー」と綺麗な声をそろえて助けを呼ぶシーンなどなど、いろいろなシーンで、いろんな歌のシーンを見ることが出来ます。
歌のシーンで、一番お気に入りのシーンは、物語の後半で、主人公の男の子と女の子の中学生時代の思い出のシーンです。
桜が舞う中、映画の物語の重要な女性のキャラクターが大切な人のために歌う姿を見て、喧嘩していた二人が仲直りをするシーンは、とても素敵で、優しくて、心温まるシーンでした。
大切な人を想う姿を、いろんなシーンで描かれた、とても良い映画です。
そして、物語の一番最後の、主人公の男の子が弾くバイオリンの音色が聞こえてきて、女の子が探して、そして、男の子が自分の気持ちを伝えているシーンも素敵です。