吹き出すほど面白いのに、とっても癒されます
主人公は人づきあいの苦手なイケメン書道家。自分の書いた字を批判され、書道界のお偉いさんを殴ってしまいます。同じく書道家である父親に「頭を冷やしてこい」と言われて、ある島に単身で生活することになります。
このアニメは、そんな主人公が島の人たちと暮らしながら、書道家として成長するだけではなく、人としても成長していく物語です。
主人公が暮らすことになる借り家には、毎日のように子供たちが「先生、先生」と言って遊びに来てしまうため、字を書こうと思ってもなかなか書かせてもらえません。その中でも特に主人公を慕っているのがナルという女の子なのですが、かわいい声で島訛りの言葉を話し、主人公を振り回す様子がとても面白く、癒されます。1話の中で何回も噴出してしまう場面があるのですが、見終わるといつも心がほっこりして癒されてしまいます。そんな生活をしているうちに、主人公も子供たちや島の人たちと心を通わせるようになり、自分の書きたい字を見つけられるようになると同時に、他人の気持ちを考えるようになります。
とにかくこのアニメは、1話目を見てしまうとナルのかわいらしさと面白さに嵌ってしまい、見ているうちにこんな島で暮らしてみたいと思わせてくれる作品です。