シュガシュガルーン

シュガシュガルーン

『シュガシュガルーン』とは安野モヨコが2003年から2007年まで『なかよし』で掲載した少女漫画、それを原作としたアニメ。次期女王候補である魔女のショコラ=メイユールとバニラ=ミューは、女王試験の為にお菓子でできた魔界から人間界へやってきた。どちらが女王にふさわしいか、気持ちを結晶化した人間のハートをめぐって勝負を繰り広げる。やがて対立するオグルとの戦いで魔界がピンチになってしまう。ライバルで親友である2人の友情や恋の行き先をファンタジーに描いた。第29回、講談社漫画賞児童部門を受賞した作品。

KEのレビュー・評価・感想

シュガシュガルーン
9

一度は読んでみてほしい作品!

少女マンガにしてはクオリティーがとても高いです。
物語は、主人公のショコラと親友のバニラが魔法界のクイーンを決める試験のため人間界へ行き、人間の心(ハート)を結晶化して集め、より多くのハートを得た者がクイーンになれる。
「どちらが勝ってもずっと親友」と約束し、魔法界を出た二人は人間界で学園生活を送ることに。でも、魔法界と人間界では好みのタイプが正反対!
ショコラは負けん気の強い、いわゆる気が強い女の子。魔法界ではそんな女の子がモテるのに、人間界ではバニラのような泣き虫で女の子らしくて守ってあげたいと思わせる子がモテる。そんな事実に戸惑いつつも頑張るショコラ。
ショコラのある日の行動をキッカケに二人は喧嘩をしてしまい、二人の仲は壊れてしまいます。壊れた仲をどうにか修復出来ないかと悩み、行動するショコラに様々な試練が。
無事にバニラとの仲が元通りになった後魔法界では異変が起こる。それを止めるため、ショコラは自分の父親であり大罪人の魔法使いグラースの元へ。
最後はショコラ自身、愛を手に入れる、そんなお話です。

最後の方は読んでほしいと思うので多少省きました。
安野モヨコ先生の他の作品を読んだことがないのですが、登場するキャラクターはどの子も魅力的で、絵も安野モヨコ先生の特徴的な絵でもありますがとても可愛いです。洋服だったり、登場する小物類だったりかなり凝っています。あまりにも素敵なので何処かでコラボして出してほしいと思うほど可愛いです。女の子が好きっていう物が詰まっている作品だと思います。
また、全8巻と数も少なくも多くもない作品なのでサクサクと読めます。他の少女漫画を比較するのは良くないですがグダグダしているなどは殆ど無いです。