非の打ち所がないアーティスト
ジョン・メイヤーはまさに非の打ち所がありません。まず何といってもギターの演奏技術は、エリック・クラプトンやバディ・ガイ、B.B.キングなど多くのミュージシャンと共演を果たしていることからも、その実力は世界的にも認められています。
彼のスタイルはジミ・ヘンドリックスのようにリードギターを弾きながらボーカルも自信が担当するものですが、彼の場合はボーカリストとしてもとても魅力的で、甘いスモーキーな声でロックからポップス、ブルースまで歌いこなします。
また、作曲家としても抜群の才能を見せており、ロック、ポップス、ブルース、最近ではカントリーっぽいものまで作曲しており、しかもそれらのメロディーラインが美しく心に響くようなメロディーばかりです。当然、歌のメロディーだけでなくギターソロ、イントロなども印象的で、ある時は切なく、またある時は激しくギターを歌わせてくれます。特にライブではギターソロが彼の魅力を最も引き出し、会場全体を彼のギターが魅了してしまいます。
彼は見た目も手伝って女性ファンが多く、ライブ映像などを見ると観客席には女性ばかりの印象もありますが、彼の人気は決してアイドル的なものではなく、目を閉じて聞いていても多くの人を魅了できる音楽であると確信しています。