ホラーではない怖さがここにはある
夫、妻、弟、妹の家族4人で暮らしている家庭。夫婦は3人目を流産してしまいとても気に病んでいた。そこで養子を受け入れようと孤児院に足を運ぶ夫婦。そこで1人絵を描き大人しそうにしている子供、エスターが気になる。そしてエスターを養子として迎えることにする一家。だが、エスターを快く思わない息子。その反対に姉ができて嬉しい娘。一緒に過ごしていくと段々とエスターに対して何か違和感を覚え始める母。何かはわからないが、どこかがおかしい。謎が多すぎる。エスターがきてからどんどん不可解な事件が起こっていくも、エスターだという証拠はない。母親は証拠を集めるべく、エスターについて調べていくうちにエスターの秘密を知ってしまう。その秘密とは?
初めはホラー映画だと思ってましたが、おばけなどは一切出てきません。人間の怖さ満載で見ていてとてもドキドキハラハラさせられます。また、エスター役のイザベル・ファーマンの演技がとてもサイコパスの味が出ているところも見所。最後はそういう結末だったのかと予想外な展開が待ち受けており、予想をくつがえされます。そして最後までハラハラする展開になっているので、最初から最後まで目が離せない映画です。