光の目

光の目

『光の目』は図書館地下2階のコロポックルによって2010年9月11日に公開された、『ヴァーレントゥーガ』の派生作品。『ヴァーレントゥーガ』は魔王の出現によって戦乱となった大陸を治めるために群雄が戦うファンタジー要素を含んだ戦略シミュレーションゲームである一方、『光の目』は現実とファンタジーが交わったかのような世界観が特徴で、新たに発明された火器が魔法と併存している。また戦術パートのみに特化した「RTSシナリオ」も存在する。
「ふりーむ!フリーゲームコンテスト」では世界観やキャラ絵の個性が評価され、大人気賞を受賞した。

eri-02のレビュー・評価・感想

光の目
8

ハマれば数百時間は溶けるゲーム

光の目はフリーゲームの中では有名ですから、フリーゲーム好きならご存知の方も多いかもしれません。光の目はファーレントゥーガというななあし氏によるフリーゲームの派生作品です。ジャンルとしてはターン制ストラテジー+RTSの国盗りゲームです。自分の勢力を操作して各ターンに攻め込んだり攻め込まれたりするのですが、その各戦闘はリアルタイムなので戦術も練りがいがあります(最小で兵1人単位で操作可能です)。私は防衛戦では時間切れ狙いをすることも多いのですが、最近時間切れ狙いがしにくいように修正されているようです。ユニットの種類も様々で、戦闘中にはPCの画面はとてもカラフルになります。史実をネタにしたシナリオも面白く、歴史好きには特に楽しめると思います。1つの勢力でクリアするのに数時間かかりますが、選べる初期勢力が多く、難易度やシナリオも複数あるため、ハマれば軽く数百時間は遊べるゲームです(もちろん中には合わない方もいらっしゃると思いますが)。ファーレントゥーガの派生作品は光の目以外にもむなしい努力などいろいろありますが、個人的にはゲームバランスもよい光の目が一番好きです。やるゲームを探している方にはぜひ1回やってみてほしいゲームです。