劇場版 どうぶつの森

劇場版 どうぶつの森

『劇場版 どうぶつの森』とは、任天堂より発売された人気ゲームソフトシリーズ『どうぶつの森』の第4作『おいでよ どうぶつの森』を原作としたアニメーション映画作品。2006年12月に劇場公開された。
物語の舞台となるのは、人間と動物が一緒に暮らす「どうぶつ村」。この村に引っ越してきた人間の少女・あいは、村の住人との交流を通して自身の「夢」を見つけていく。本作は、あいがどうぶつ村で成長していく姿を描いた作品である。映画の前売り券には、ゲーム内では入手が難しいアイテムのデータがもらえる引換券がついていた。

toinsmoulfishのレビュー・評価・感想

劇場版 どうぶつの森
8

心温まる優しい友情の物語

アニメ-ション映画「劇場版 どうぶつの森」は、ゲーム「おいでよ どうぶつの森」の世界が舞台になった作品です。
主人公の女の子が、新しい村で、大切な友達と出会い、自分の夢を見つけていく物語です。
1年の季節の中で、主人公がいろいろな事に出会い、成長し、自分の夢を見つけていくお話に、とても心が温まり、優しい気持ちになります。
新しい場所で、わくわくの新生活が始まり、夢を持ったぞうの女の子や、おしゃべりが大好きな猫の女の子と友達になる春。
友達と一緒に洞窟へ探検に出かけ、大きな恐竜の化石を見つけたり、夢に向かってまっすぐな友達の姿を見て、自分の夢を見つけたいという主人公の気持ちが描かれた夏。
何も言わずに夢を叶えるために引っ越してしまった友達のことに悲しくなってしまうけれど、友達の本当の気持ちが主人公に伝わり、今度は自分の夢への一歩を踏み出す姿を描いた秋。
そして、友達との再会と、夢への一歩、村の皆と力を合わせて、宇宙からやってきた宇宙人を助ける姿を描いた冬。
どのシーンも、すごく素敵で、温かくて、見ていると、優しい気持ちになれます。
そして、夢を見つけて頑張る姿に元気をもらえます。
ふわっとした優しい風景と、ゲームと同じ音楽も楽しめるので、すごく素敵な映画です。