タイトルなし
ジョジョとディオという吸血鬼に変化してしまう仮面をかぶってしまった人間同士の物語であります。
漫画の連載については30年以上の歴史がある作品です。私はジョジョの奇妙な冒険のような人間の人生における手本として見れるようなある種教科書のような漫画をみて育ってきたためあまり大きく道にそれることはなくいきて来れたような気がします。社会生活においての冷静な決断力と人生について真剣に全力で考えることについて教わったような気がします。作者としてはただあまりメッセージ性のようなものはないようにも思います。アニメ内では放送されなかった倫理観のない描写などあまり一般うけはしないきれいごとではない汚い部分の描写(黒人にレストランへの入店を拒否した客がいた時のジョセフとの戦いの場など一部表現を割愛)など人間の本質の描写があり、そういうところがのめりこんで視聴してしまう要素でもありました。しかしながらアニメ放送の母数そのものが少なくなってしまった現在アニメの作画そのものに重厚感がなくなっているのは否定できません。1980年のバブル時代にアニメ化されてほしかった一作であります。