本当にこんな未来が来たらどうしよう?
「PSYCHO-PASS サイコパス」は近未来の日本を舞台としたSFアニメ作品です。
「シビュラシステム」と呼ばれる、人間のあらゆる心理状態、性格傾向を計測、分析できるシステムが開発、導入された未来日本が舞台となっています。人々はシビュラシステムによって計測された心理状態の数値を「PSYCHO-PASS」と呼び、様々なストレスから解放された理想的な数値を理想として日々の生活を送っています。その中でも殺意や凶暴な思想など犯罪にかかわるものを「犯罪係数」とし、たとえ何もしていなくても犯罪係数が一定値を超えただけで、「潜在犯」として確保、隔離されていました。
主人公の常守朱は公安局刑事課1係に所属する刑事です。シビュラシステムによって監視されてもなお起こる犯罪に対応する日々を送っていました。日本に住むすべての人間は常にシビュラシステムによって監視されている、もし犯罪を起こそうものならドミネータと呼ばれる特殊拳銃によって即座に対処できるはず。しかし、常守ら1係の前に、犯罪を犯しているのにそれに似あう犯罪係数が現れない槙島とよばれる男が現れます。絶対的ななシステムであるシビュラシステムで裁けない犯罪者と、シビュラシステムをつかさどる厚生大臣との闘いに常守らは身を投じていきます。