テクノの第一人者
25周年を迎えたaccess。私はデビュー間もない頃からの大ファンです。もしかしたらaccessの作曲・編曲を手がけるキーボーディストの朝倉大介は、「T.M.Revolutionのプロデューサー」としての肩書きの方が有名かもしれませんが、私はaccessとしての音楽活動こそが朝倉大介の本当にやりたい事なんだと感じています。
accessの楽曲の特徴は「Sync-Beat」というスタイルを貫き通している事です。ボーカル貴水博之の歌声と、キーボードの朝倉大介のサウンドが絡み合う、まさにシンクロする音楽を作り続けている事にあります。歌詞の部分はボーカルが前に出で、キーボードが下支えします。しかし曲の間奏ではボーカルは引いて、ショルダーキーボードを抱えてステージの中心に立ちます。立場が対等であるからこそ、お互いをリスペクトし合っているからこその音楽がaccessにはあります。
あとaccessの特徴としては、アルバム曲の中に隠れた名曲が多いです。sccessを知らない人でも、実は知らぬ間にaccessの音楽に触れている事があります。それはテレビ(特に某お台場のテレビ局)のジングルとして、accessの曲のイントロやエンディングがよく使われているのです。もしもそのジングルが気になったなら…それはすでにaccessにアクセスしているんですよ。