見ていて元気になって勇気をもらえる
プロ野球選手、茂野吾郎の半生を描いたマンガを原作として6シーズンに渡ってNHKでアニメが放送されました。
母を若い時に亡くし、そして憧れだったプロ野球選手の父まで、試合中、頭部へのデッドボールが原因で亡くしてしまいます。
父と再婚するはずの婚約者の幼稚園の先生だった桃子が、その後、吾郎の母親代わりとなって育てます。
後にプロ野球選手の茂野英毅は桃子先生と結婚して吾郎の養父となります。
血は繋がってはいませんが吾郎を我が子の様に愛し時には厳しく指導する養父母の下で、吾郎はたぐいまれな野球センスと超人的な努力をしてリトルリーグ、中学校、高校と活躍します。
ただいずれも決勝戦までまに敗れてしまい、高校卒業後は単身渡米してマイナーリーグを経てメジャーリーガになって活躍、ワールドチャンピオンになります。
吾郎が成長していく過程ではチームメイトの葛藤の中から、それを乗り越えてチーム全員が一丸になって厳しい試合を乗り越えてゆく。
テーマは諦めずに努力していく、どんな環境に陥っても常に希望を失わずに前向きに生きる。
本当にやりたいことに命を燃やして頑張る姿に、吾郎と幼馴染の薫の恋愛エピソードが彩りを添えています。
こうしてレビューを書いているとベタな野球漫画と誤解されそうなんですが、これは人間の成長ドラマです。
見ていて元気や勇気が溢れてくることは間違いありません。
特に子供には安心して勧められるアニメです。
実際に多くのプロ野球選手がこのマンガやアニメのファンです。