ダイ・ハード / Die Hard

ダイ・ハード / Die Hard

『ダイ・ハード』(原題:Die Hard)とは、1988年に公開された映画作品。監督はジョン・マクティアナンが務めた。原作は1979年に発表されたロデリック・ソープの小説『Nothing Lasts Forever』。ニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーンは、別居中の妻に会うためロサンゼルスを訪れ、妻が勤める会社のパーティーに出席した。そこに、13名の武装集団が現れパーティー会場を占拠。パーティーの出席者は人質にされてしまう。1人難を逃れたマクレーンは、事件を解決するべく動き出す。本作は大ヒットを記録し、その後シリーズ化された。主演のブルース・ウィリスの代表的シリーズ作品である。

ie_kazeのレビュー・評価・感想

ダイ・ハード / Die Hard
9

タイトルなし

1988年に公開されたアメリカの代表的なアクション映画シリーズのひとつ「ダイ・ハード」シリーズの第1作めで、79年に発売された同名小説を映像化したものです。
別居中の妻・ホリーが務めるナカトミ商事ビルのあるロサンゼルスを訪ねた刑事のジョン・マクレーンはそこでビルがテロリストに占拠されてしまう事態になってしまう。
あまりにも運悪く居合わせたマクレーンは人質とホリーを救うため単身テロリストと戦う羽目になってしまうあらすじで、以降のシリーズでもブルース・ウィルス演じるマクレーンはひたすら運が悪い事がアイデンティティのようになっていく主人公になります(笑)。
以降のシリーズでも顕著ですが、本作は兎に角クリスマスだというに巨大犯罪と戦う羽目になってしまったマクレーンの不運ぶりと、テロリストとの攻防で血みどろの満身創痍状態でも全く死ぬ気配がない(主人公だから当然とはいえ笑)不死身っぷりが印象に残りますが、そもそもタイトルの「ダイ・ハード」は「なかなか死なない、しぶといヤツ」という意味合いもあり、まさにその通りな作品となっています(笑)。
3からはそうではありませんが本作と続編の2は連続でマクレーンがクリスマスに事件に巻き込まれているため(不運)クリスマス映画か否かと長年論争がありますが(笑)、それを踏まえたうえでもクリスマス時期だとつい見たくなってしまう(笑)痛快娯楽作品です。