とても勉強になる!体内細胞擬人化漫画!
この作品は、人体を大きな街に、そして、白血球や赤血球などの体内細胞を人間の姿に置き換えて、人体の中で起こる現象と、その時細胞がどんな風に活動しているかをコメディタッチで描く、新感覚な体内細胞擬人化ドタバタコメディ漫画です。2018年夏にはアニメ化もされました。
擦り傷や花粉症、熱中症やインフルエンザなど、人体に起こる様々なトラブルがわかりやすく解説されていて、小さい子にも勉強代わりとしておススメできます。トラブルに慌てふためきながらも、細胞たちみんなで協力して立ち向かっていく姿は、笑えると同時に、胸に熱いものが込み上げてきます。
そして!何より私のおススメが、主人公格である、ドジで方向音痴な赤血球の女の子と、仕事熱心でお人好しな白血球の青年の絡みです。ドジを踏みながらも、精一杯自分の仕事を頑張る天真爛漫な赤血球と、そんな彼女を心配しつつも、好ましく思いながら見守る白血球。37兆個の細胞が住まい、一期一会は当たり前の世界で、2人は不思議な縁で何度も巡り会い、交流を深めていきます。
そんな2人、未だ友達以上には発展していませんが、見ているとほのぼのした気持ちになると同時に、お節介を焼いて2人の仲を進展させたいような、そんな気持ちになります。そんなわけで、はたらく細胞、私のイチオシの漫画です!