日本のロックの伝説
私は出身が九州なので、学生時代は福岡で盛り上がっていたロックバンドが大好きでした。
1980年台にサンハウス・ルースターズ・ロッカーズといったバンドがメジャーデビューし、全国区での人気を博しており、九州の多くの若者が影響を受けていました。
友達とバンドを組んで、よくコピーしたり学園祭で演奏をしたりしたものです。
その直後、1983年にストリートスライダーズというバンドがデビューし、一発で心を持っていかれました。
とにかくカッコ良かったです。
これまでのバンドもカッコ良かったのですが、それらを全部飛び越えました。
日本人とは思えない、ルーズでダルなヴォーカル。
怪しいルックスに、華のある美しいギターに度肝を抜かれました。
また、それに合わせた力強く重たいドラムとベース。
メンバー4人の個性がぶつかり合って、更に強烈なグルーヴを生み出します。
ブルースをルーツとして、恐らくローリングストーンズに大きな影響を受けたと思われるサウンドは、当時のパンクやニューウェーブ全盛の日本のロックシーンにおいて、唯一無二の存在でした。
惜しくも2000年に解散してしまいましたが、その解散時に発表した「LAST LIVE」等を代表とした音源が残されております。
是非、一聴頂く事をおすすめします。