見た後に爽快感と人生に対して前向きになれる映画
初めて「ショーシャンクの空に」の映画を見たのは中学生の時です。
公開からかなり時が経ったけっこう古い映画ですが何度見ても楽しめ、たまにふと何度でも見たくなります。
自分が犯していない罪により刑務所行きになるなんて想像できませんが、ひどい環境と境遇に対して、悲しみや怒りで普通の人なら人生を自暴自棄になるような環境でも、主人公のアンディは長期的な希望と夢を胸にいだき、人生を諦めずに持ち前の知識と知恵を駆使して自分の可能性を広げていきます。
ネバーギブアップのマインド精神で、周りを巻き込んで上手くやりくりしていった、コツコツとしてたアンディの努力は、何度見ても心に響きます。
アンディ役のティムロビンスの演技もとても素晴らしいです。この俳優は表情作りがとても上手だと思います。刑務所内で屈辱にあっている時、屋上でのタール塗りの仕事を得て、褒美のコーラを皆んなに振る舞うのを勝ち取った時、最後に脱走する時、などなど顔の表情を見ているだけでその心情が伝わってきます。
モーガン・フリーマンも実に良いいい味を出していてこれが演技だと言うことを忘れてしまうくらい映画に引き込まれます。アンディが最後に脱走に成功し、モーガンフリーマンも仮釈放から逃げてメキシコの海辺でアンディに再会したとき、こちらも実に爽快な気分になります。