超オススメ!世界観が大好きな作品!
この作品は、ライトノベルが原作ですが、今までイメージしている作品とは一味も二味も違います。キャラクターがとても綺麗に描かれており、途中で作画の質が落ちることはありませんでした。また、背景やアイテムにも凝っていて、その世界を旅行してみたい気分になります。
ストーリーは、戦争が終結した後、戦争で失った腕の代わりに義手をつけた女の子が、自動手記人形(手紙を代筆する仕事)として郵便会社で働くお話です。今まで戦うことでしか、自分の存在意義を感じられなかった女の子が、戦場で出会った上司からもらった言葉「あいしてる」の意味を探しながら、自動手記人形として働いて様々な人と出会っていくうちに、心を育てていき、その言葉の意味にたどり着くのです。この作品では、何度も何度も泣いてしまいます!泣くお話が好きではない人は遠慮したほうがいいくらい、それくらい泣いてしまいます。一番お勧めしたいお話は、第10話ですね。病気のお母さんとその娘さんのお話なのですが、この後の展開が読めても、泣いてしまいました!声優さんの演技が素晴らしいなと思いました。音楽も一貫性があって、とても素敵です。普段はアニメの作品をあまり購入しませんが、この作品はブルーレイも音楽も買いました!ぜひ、ヴァイオレット・エヴァーガーデンをたくさんの人に観てもらいたいです。