ロボットアニメの極北!圧倒的リアリティと人間ドラマが魅力のシリーズ。
レイバーと呼ばれる巨大ロボットが実用化された日本。
そんな日本でそのレイバーを用いた犯罪に対抗するために生み出された、警察用のレイバー、「パトレイバー」。
本作はそんなパトレイバーを擁する「特車二課第2小隊」に所属する個性豊かな若者たちを主人公としたロボットアニメです。
ロボットアニメでありながらこのアニメに出てくるロボットはロケットパンチを繰り出したり空を飛ぶことはできません。
あくまで「兵器」「道具」として描かれるロボットを中心とし、警察という巨大な組織と青いところの残る若者たちの人間ドラマは、あの踊る大捜査線にも影響を与えています。
シリーズは初期OVA、新OVA、TVアニメ、劇場版1~3のアニメ作品に加え、漫画、実写、ゲームと様々に展開しており、メディアミックスの先駆けとして評価されています。
中でも劇場版第一作と第二作は監督の押井守氏の最高傑作とも呼ばれ、他のシリーズを見ていなくても映画単体として見ても楽しめる作品になっています。
ストーリーは各作品でバラエティに富んでおり、東京でクーデターが起きたり、巨大な怪獣が出てきたり、全くロボットが登場せず特車二課での日常や事件が描かれたりと、多くの人に楽しめるエンターテインメント作品となっています。