ハッピーシュガーライフ / Happy Sugar Life

ハッピーシュガーライフ / Happy Sugar Life

『ハッピーシュガーライフ』は、鍵空とみやきによって書かれた日本のホラーサスペンス漫画である。漫画は2015年から2019年まで『月刊ガンガンJOKER』で連載された。単行本は全11巻からなる。キャッチコピーは「戦慄の純愛サイコホラー」。連載終了後、ショート読み切りや描き下ろし作品が制作されている。
物語の主人公は、松坂さとうという女子高生である。彼女は、神戸しおという幼い少女と一緒に暮らしており、血は繋がっていないがしおを家族として愛している。歪な関係性「ハッピーシュガーライフ」を維持するために、大きな問題に立ち向かっていく。
ヤンデレ少女を主題をした作品であり、ショッキングな描写が含まれている。2018年にはテレビアニメ化もされている。アニメ主題歌はオープニング曲が『ワンルームシュガーライフ』、エンディング曲が『SWEET HURT』である。アニメの内容は連載当時、プロット段階であったものが先行アニメ化された。

refuesのレビュー・評価・感想

ハッピーシュガーライフ / Happy Sugar Life
7

タイトルなし

叔母に育てられ、愛に餓えた高校生の女の子・松坂さとうは、ある日工事現場で8歳の女の子・神戸しおに出会い、本当の愛を知る。それまで、愛を知るため男をとっかえひっかえしていた、さとうが、しおに出会うことで一途になる。その愛を守るためには、どんな事をしてもよいと考えるさとう。しおは、実は行方不明の女の子で、そのしおを独占するために、人を殺すこともあるさとう。さとうとしおの関係は、愛というより、お互いに依存しあっており、愛とは何かと、考えさせられる内容です。しかしながら、さとうもしおも、お互い育った家庭環境が悪く、どこかさみしさを抱えているので、仕方ないかとも考えられますが、さすがに、さとうが、さとうの親友を殺してしまうシーンは、なんとも複雑な気持ちになりました。さとうを育てた叔母も人の愛し方がおかしい点があり、殴られることも愛だと主張する、叔母もだいぶ、ぶっとんでいるなと感じます。登場人物の名前が、松坂屋さとう、神戸しお、苗字は牛に関すること?「さとう」と「しお」なのでさとうは、しおによって甘さが引き立つ?などなど、人物名にも考察するとさらに楽しくみる事ができる、純愛サイコホラーです。未成年にはおすすめしませんが、大人には刺激的で楽しめる内容です。