男気×色気=ポルノグラフィティ
ポルノグラフィティと一般的に言えばどんなイメージでしょうか?
「広島の人だっけ?」「アポロとかアゲハ蝶の人だよね?」などなど、いろんな意見があるかと思います。
もちろんその意見も合っていますが、このレビューを読んでもっともっと彼らの良さを知ってもらいたいと思います。
ポルノといえばかっこ良い曲のイメージが強くありますが、歌詞を読み解いていくと特に「男気」を感じるような歌詞に出会うことがあります。
その曲たちを生み出しているのがボーカルの岡野昭仁です。
力強い、守ってくれそうな勢いのある歌詞とメロディはこちらも頑張ろう、強くなろうと思わせてくれます。
また、ポルノの2人が広島から上京して来たことも関係しているのか応援歌のような曲も多く存在しており、聴くたびに励まされます。
ポルノの魅力は男気だけではありません。
彼らは大人の色気を孕んだようなしっとりとした曲も多く存在しています。
その曲たちの作詞を担当しているのがギタリストである新藤晴一です。
先ほど書いたようにボーカルの岡野昭仁も作詞作曲を担当していますが「色気」という点で言えば晴一作詞作曲の曲がとてもおすすめです。
「前世は女性だったのでは?」と感じてしまうほど女性の切ない気持ちを描くのがうまく、またその歌詞に合った作曲もこなしています。
「元気な、色気のある、かっこいい、応援してくれるような、陽気な」曲たちを生み出す気さくなお兄さん2人組、ポルノグラフィティの楽曲は一度は聴いて欲しい曲ばかりです。