全てが安っぽい
見所は絵だけです。
全てが安っぽく、一つも面白くありません。
「フェアリー・テイル」という魔法ギルドに所属する人物たちが冒険を繰り広げます。
敵に出逢い、追い詰められるが、なんやかんやで勝利というのがパターン。その勝利に至る経緯も説明がつかないパワーアップだったり、安易な自己犠牲で済まされる。その際に「仲間だろうが!」「家族じゃないか!」のようなお涙頂戴の薄っぺらいストーリーがはさまれる。
この作者、この作品だけではなく、前作からずっと同じことをしています。
登場人物の中にはそれなりに辛い問題を抱える者もいるが、行き着くのは「人を殺しちゃダメ」「仲間は大事にしよう」のような安易な正解です。そんなもん、言われなくても分かってるっつーの。それ故に、全くキャラクターに魅力がない。
主人公もずっとテンプレートで、自己中、世間知らずで能天気なバカ。あと、キャラクター使い回ししすぎでは?
おもんない。嫌いな漫画家です。