明日はきっといい日になる
タイトルは代表作の一つの曲のタイトルですが、どの曲でも彼の曲をランダムで数曲聞けばなぜかそんな気分にさせてくれるような歌詞、メロディーを作成してくれています。暗いテーマでも明るいテーマでも、時に風刺的なものやアングラなものでも。アーティストなのでもちろん様々な一面を見せてくれるのですが、なぜか最後には一歩踏み出す勇気を与えてくれるようなそんな曲を提供してくれるのが強みなアーティストです。
曲ももちろんいいのですが歌詞に共感する方多いはずです。どこか日常のちょっとした幸せや苦悩、見落としがちな瞬間を歌詞として、言葉として届ける才能は随一です。”あなたが笑ってたら、僕も笑いたくなる” ”あなたが泣いていたら、僕も泣いてしまう”
これはとある曲の歌詞の一部ですが、大切な人ってどんな人?って聞かれたら、一緒に笑えて泣ける人。
そんな答えを返す方は多くいらっしゃると思うんですが、改めてメロディーに乗せて歌詞にした時のインパクトはとてもつもないです。
あくまで一例ですが、近年メロディーよりも歌詞が入ってくる歌手の方というのは減ってきているように思えます。
どこかメロディーやリズム重視、もしくはタイアップのコンセプトに沿った楽曲作りなど、彼の音楽とはかけ離れたものが多いこの頃。
そんな今だからこそ、彼の音楽に触れることが日常の良いアクセントになるのではと思う。