ダンジョン飯 / Delicious in Dungeon

ダンジョン飯 / Delicious in Dungeon

『ダンジョン飯』とは、年10刊漫画誌「ハルタ」(KADOKAWA)にて2014年2月から2023年9月に連載されていた、九井諒子原作の長編連載作品である。古典的ファンタジーな世界観をもつ作中のダンジョンに登場する魔物を、現実にある方法で料理し食す、グルメ&アドベンチャー漫画となっている。作中で作られた料理にはレシピが記載され、これにより作者の持ち味である、架空と現実が融合した世界観が存分に発揮されている。

5utomato1994のレビュー・評価・感想

ダンジョン飯 / Delicious in Dungeon
8

気になるのは味だけじゃない。先の展開も!

今回紹介するのは「ダンジョン飯」一時期話題になりメディアでも取り上げられたタイトルがアニメ化したとあって観てみました。

最初は主人公のパーティがダンジョン内でドラゴンと対峙している所から始まります。
主人公たちは空腹のあまり本領を発揮できず壊滅寸前…
そこで同パーティの主人公妹が兄の危機をかばい大きくダメージを受けます。
焦るパーティメンバーを他所に主人公の妹はダンジョンから帰還できる魔法を唱え…

気が付くと主人公一行はダンジョンの外に転移していました。
しかし、その中に妹の姿はなかった…

すぐに妹を助け出したい主人公は間を開けずダンジョンに再び挑戦しようとします。
しかし、所持品は身に着けた装備品のみ。

冒険者たちも無賃では同行できないと内2人がパーティから離脱しました。
残ったのは主人公、妹の友達で魔法使いの女、報酬を前払いされている為離脱できなかった男。

ひと悶着あったあと、その3人は改めてダンジョンに入っていくのでした。

しかし、金品はおろか、食料もまともに持たずにダンジョンへ入っていく主人公一行。
ドラゴンに敗北した理由の一つに「空腹」があったことを大きく悔やんだ主人公はダンジョン内である方法を思いつきます。

ダンジョンのモンスターを調理し食べること…。
この後出てくる数々のモンスターが、おいしそうやら、食べたくないなぁと思える多種多様なモンスターと主人公たちの駆け引きがとても面白く、ついつい見入ってしまいます。

果たして妹を助け出すことはできるのか、どんなモンスターを食べるのか、そえれはおいしいのか…