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タイトルなし
1997年より公開された地球に潜入したエイリアンの活動を取り締まる秘密組織MIBの活躍を描いたメン・イン・ブラックシリーズの第3作で、2002年公開の前作の2から実に10年ぶりの2012年の公開となりました。
本作では脱獄囚ボリスが40年前にタイムスリップして、かつて自分を捕らえたエージェントK(トミー・リー・ジョーンズ)を殺して歴史を改変する事態になってしまい、唯一歴史改変の影響を受けなかったKの相棒J(ウィル・スミス)はKを救うため同様に40年前に飛ぶことになるが、そこで青年時代のKと成り行きで組む羽目になってしまうというバック・トゥ・ザ・フューチャーでお馴染みのタイムパラドックスものになっているのが特徴です。
ここにおける青年時代のKの役者さんが実にジョーンズ氏とよく似ていて、よく見つけてこれたなあっとい関心してしまいます(笑)、しかし年上のJを「小僧」呼ばわりするのはいかがなものかと?(笑)元からKは口が悪いキャラでしたが(笑)。
内容面に関しても10年のブランクをものともしない、一見不気味ながら妙に庶民的なエイリアン達や、アクションの中でもコメディ的要素をふんだんに盛り込んだりとMIBらしさ全開で最後まで見ていて楽しい作品ですが、ラストは思わず感動してしまうシチュエーションも用意されています。