龍が如くシリーズ / Yakuza series

龍が如くシリーズ / Yakuza series

『龍が如くシリーズ』は、セガが開発・販売しているアクションアドベンチャーゲームシリーズ。2003年に名越稔洋が企画を立案、2005年にシリーズ1作目となる『龍が如く』がPlayStation 2用ソフトとして発売された。コンセプトは「大人向けのエンタテイメント作品」。東京・新宿の歌舞伎町をモデルとした神室町を舞台に、愛、人情、裏切りなど、熱き男たちの生き様をドラマティックに描いている。また、ストーリーの展開上、神室町以外にも様々な地域が登場する。
ど迫力の喧嘩バトルはもちろん、街で買い物や食事を楽しんだり、キャバクラでお酒を嗜みながら女の子との会話を楽しんだりすることが可能。そのほかにも様々なミニゲームも用意されている。
シリーズ通して「相手に絡まれないと殴れない不自由さ」「子供の死・薬物摂取シーンの排除」「主人公の手による殺人の回避」の3点は徹底して守られている。

hisa115678のレビュー・評価・感想

龍が如くシリーズ / Yakuza series
8

過激な表現とともに送る極道系人間ドラマゲーム

序盤から人が死んだりと過激な表現からはじまる「龍が如く」シリーズ。
私はまだ3までしかプレイしていないがストーリーの奥深さがプレイヤーを引き込む。
サブストーリーも感動できる話や笑える話が多く、メインストーリーをプレイする以外にも面白い要素が多い。
ミニゲームにはUFOキャッチャーを始め、SEGAならではのミニゲームが多数存在する。
コインロッカーの鍵を集めるなどコレクター要素も初代から健在。
キャラクターも濃く、特に真島吾朗は「龍が如く2」で建設会社に転職し工事用のヘルメットを被って登場するなどギャグ要素が強い。ギャグだけでなく喧嘩も強いので好感が持てる。
極道をテーマにしているため、流血表現や殺人表現などがある。
その点で好みが別れてしまう可能性は非常に高い。また、いわゆる中年のおじさん達がメインキャラのためイケメンキャラや若い男の子キャラを求めている人には合わないと思われる。
メインストーリーではお金を巡る話が多いものの、人のために動く主人公桐生一馬が奮闘する姿は女性から見てもかっこいい漢であることは間違いない。
硬派な桐生一馬が「龍が如く3」ではプロレスの覆面レスラーをしたり、カラオケにて本気の合いの手を入れていたりする姿はとてもギャグセンスが高い。
今後「龍が如く4」以降をプレイするつもりでいるが、途中で飽きることなくシリーズを楽しめそうである。