ノスタルジックな夜のお供におすすめ!『クリープハイプ』
夜中にノスタルジックな気分になって、脳内で美化された昔のことを思い出してしまう。
朝になって目が覚めると、昨日の自分を思い出して恥ずかしくなる。
恥ずかしくて誰にも言えないけれど、でも不思議と悪い気はしない。
そんな経験はありませんか?
そんな夜に寄り添ってくれるのがクリープハイプの歌です。
たとえば代表曲の1つである『ナイトオンザプラネット』では、ふとした瞬間に過去の恋愛を思い出している女性を主軸に歌詞が書かれています。
『夜にしがみついて 朝で溶かして 何かを引きずって それも忘れて だけど苦くて すごく苦くて 結局こうやって 何か待ってる』
体は疲れているのにまだ眠りたくなくて、夜中に考え事をしてしまうこと、ありませんか?
「夜にしがみつく」という表現が等身大さが、聴く人にとって自分事に当てはめやすくさせていると感じます。
眠りについて目が覚めると、昨晩のような感傷的な感情は残っていない。
けれど過去の思い出が辛いものであればあるほど、しこりのように「苦さ」が残っている。
これも男女問わず「あるある」ではないでしょうか。
このように、「ある人」の視点で書かれた歌詞でも、聴くとまるで自分のことのように思えるのがクリープハイプの楽曲の良さです。
人には言えないような恥ずかしい感情もまるっと肯定してくれるような安心感のあるクリープハイプの楽曲。
皆さんも聴いてみてくださいね!