何もかもが圧倒的すぎるアニメ
私は「進撃の巨人」を10点満点中8点で評価します。理由は、圧倒的なストーリー展開とアクションが魅力的だけど、少し複雑すぎる部分もあるからです。
まず、ストーリーはとにかく引き込まれる内容。巨人との絶望的な戦いから始まるけど、話が進むにつれて世界の謎がどんどん明かされ、まさに「え、そう来る?」って驚く展開が続きます。特に巨人の正体とか、エレン・イェーガーの変化が大きな見どころです。先が全く読めないし、伏線の回収もバッチリで、視聴者を飽きさせません。
そして、アクションシーンはとにかくかっこいいです。立体機動装置を使った戦闘はスピード感抜群だし、巨人との戦いの迫力はアニメならではです。特に戦闘シーンは、手に汗握る緊張感で、見ていてワクワクします。
キャラクターもそれぞれに深みがあって魅力的。エレン、ミカサ、アルミンの成長や葛藤が丁寧に描かれていて、感情移入しやすいです。敵キャラにもそれなりのバックストーリーがあって、単純な善悪だけじゃないところが面白いです。
しかし、後半のストーリーがかなり複雑になります。政治や歴史の話が入り混じって、一気に情報量が増えるので、ちょっと理解が追いつかないこともあります。また、シリーズを通して残酷なシーンや重いテーマが続くため、感情的に負担を感じる人もいるかも知れません。
とはいえ、全体としてはすごく完成度の高い作品です。すこし重いテーマが多くて気軽に見られる作品ではないですが、ハマると抜け出せない中毒性があります。