さすが長い間続いている作品である
私は「名探偵コナン」を10点満点中7点で評価します。理由は、長年楽しめるシリーズでありながら、少しマンネリを感じる部分があるからです。
まずキャラクターが非常に魅力的です。主人公のコナン(工藤新一)はもちろん、毛利蘭や黒の組織、服部平次、怪盗キッドなど、登場人物たちが個性的で、どのキャラクターにも愛着が湧きます。特にコナンと蘭の恋愛模様や、黒の組織との対決は、物語に深みを与えていて、見ていて面白いです。キャラクターたちの掛け合いや成長も楽しみのひとつですね。
次に、推理パートも秀逸です。毎回登場する事件はトリックが凝っていて、「次は誰が犯人だろう?」と一緒に考えながら楽しめます。劇場版では、さらに派手なアクションやスリル満点の展開が追加されるので、いつもとは一味違ったスケール感が味わえるのも大きな魅力です。
しかし、長期シリーズゆえにマンネリ化している部分もあります。似たような事件のパターンや、黒の組織との対決がなかなか進まない点は、一部のファンからすると飽きてしまうかもしれません。また、コナンの使うハイテクガジェットや、劇場版でのアクションシーンが現実離れしすぎだなぁと思うこともあります。
しかし、「名探偵コナン」はキャラクターの魅力や推理の楽しさが強いので1度コナンワールドにハマったら抜け出せない魅力があるのは確かですね。