クセの強い主人公が大好き!!
読んでいるだけで、バスケットがしたくなる一冊。神奈川県の湘北高校に通う桜木花道は、赤いリーゼントがトレードマークのヤンキー。モテたいのに、ことごとく女の子に振られまくっているやるせない毎日を過ごしていた。ある日、バスケ部主将の妹・赤木春子に「バスケットをやってみないか」と誘われ、晴子に一目惚れした花道は、なんとなくバスケットを始めることに。次第にバスケットのおもしろさに引きこまれ、のめりこんでいくというストーリーだ。
この漫画のおすすめポイントは、主人公・花道が何回失敗しても心折れずに試合に出場し続け、成長していく姿にある。地区大会からインターハイまでの4ヶ月間、ものすごいスピードで上達する花道。覚えたての技をチームメイト・ライバルに披露しドヤ顔をするシーンは、こちらも共感しうれしくなってくる。試合描写も細かく、まるで自分がその場にいるような感覚になる。
長くプレイしているバスケットマン達の常識は、花道には通用しない。素人だからこそのマインドで、高校バスケ日本一の”山王工業”さえも倒してしまう。すぐにあきらめてしまう人、自信がない人はこの漫画をまず読んでみてほしい。常に自信満々な花道が、あなたに元気をくれるはず!!