バイオハザード ヴィレッジ / Biohazard Village / Resident Evil Village

バイオハザード ヴィレッジ / Biohazard Village / Resident Evil Village

『バイオハザード ヴィレッジ』(Biohazard Village)は、カプコンより発売されたサバイバルホラー作品である。シリーズ本編としては8作目で、タイトルロゴも8作目を意味するローマ数字の「VIII」が重ねられる形で強調されている。『バイオハザード7』主人公イーサン・ウィンターズが引き続き主人公であり、前作では失踪した妻のミーアを探す物語だったが、今作は攫われた娘のローズマリーを取り戻すための物語になっている。そのため作品のテーマは"家族の絆"になっている。イーサンの物語の完結編。

samurai713p5のレビュー・評価・感想

バイオハザード ヴィレッジ / Biohazard Village / Resident Evil Village
7

難易度は易しめだが、探索はとても面白い

『バイオハザード』シリーズらしいホラー要素、アクション要素がともに感じられる作品で、バランスがとれた印象です。
ただ、難易度的には歴代の作品の中ではかなり簡単な部類になるのではないかと感じています。
今までいくつかの作品をやってきた中で、最もゲームオーバーの回数が少なかったですし、ボスを含めて戦闘で死亡するケースはほとんどなかったです。面白い作品ではあるものの、この手のゲームに慣れている人、上級者と言える人の場合には、難易度を高めに設定して始めないと満足しづらいかもしれません。
しかし、逆に言えば『バイオハザード』シリーズが初めての人に関しては、本作から始めるのがおすすめと評価できる可能性があるでしょう。
また、今作に関してはアイテムの種類がかなり豊富であり、フィールド上のあらゆる部分を探索して見つけていく必要があります。実際にフィールドはそれなりに広く、特定の条件を満たさないと進めないエリアもあり、そこに注力することでより楽しさを感じやすいと思います。
ストーリーのボリュームとしてはそこまで多くないかもしれませんが、やり込んでいくことでプレイ時間は結構多くなりやすく、満足感はきちんと得られるはずです。